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ハルヒ「ちょっとキョン!あたしの腕章たべたでしょう!?」
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/18(火) 02:59:39.63 ID:kgrOUtczO
長編投下の際の注意

・超長編(もしくはSS職人)の場合はコテトリ付けようっ!でも住人の空気もよく読まないとだめにょろよ?
・前の文章とレスが離れてしまう場合は、文頭に安価つけてくださぁいですぅ・・・あの、お茶どうですかぁ?
・基本はお題フリーです。しかし、主に恋愛系(特にハルヒ)が人気の様ですよ。フフフ、僕とキョン君の恋愛話も大歓迎ですよマッガーレ
・当初の題目は「キョン×ハルヒ」結婚ネタ・・・けど、今はほとんど皆無。別に気にしないで。
・要するに気楽に投下してくれ。メモ帳にまとめて投下、ってのがお勧めだな。
・それじゃ、さっさと投下しなさいっ!いい?あたしを退屈させたら死刑だからねっ!


まとめサイト http://haruhiss.xxxxxxxx.jp/

604【Lost My Name】:2006/07/18(火) 20:07:30.32 ID:L0/H8rER0
58

 キョンは有希を離したくない。そう思った。
 こうしていないと、すぐに有希が消えてしまいそうだったから。
 そしてこうする事で、自分自身が押し潰されてしまいそうな感覚から逃げる事が出来たから。

「ごめんな・・・長門・・・俺のせいだよな。俺がお前のことを考えてやれてたらこんな事には・・・」

「………」

 有希は返事をしない。ただキョンを抱き締め、震えながら泣いているだけだ。

「長門・・・」

 キョンは有希を逃がさないように、より強く有希を抱き締める。
 だが、突然有希はキョンの背中に回していた手を離して肩へやり、キョンを押し倒す。

「なが・・・・っ!?」

 有希は唇でキョンの口をふさぐ。
 するとキョンは、暖かいような、心地よいような、深い所に落ちていく感覚がした。
 瞼が重くなり。意識も朦朧としてくる。
 
「ごめんなさい」

 有希が唇を離し、そう呟く声が聞える。
 瞼はすでに閉じ、有希がどんな顔をしているのかキョンにはわからなかった。
 そして、意識が途切れた。

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