【ｼｮﾀ】「ダメ…僕…男の子だよぉ……あ…んっ…」【弟】

1 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/05/24(水) 20:21:17.26 ID:i+vn/otI0

【このスレについて】
ショタSS、画像、動画、声、のうｐ。
ショタに関する雑談などなど。
作家さん絵師さん等の職人さん大歓迎。

まとめ
ttp://www7.atwiki.jp/vipshota2/
避難所　http://ga-cha-ra-ba.com/vipsyota/
避難所(このスレ専用)　http://yy25.60.kg/syota/ （今ここでエロゲを作っています）

初めての方はまとめサイトを読んでみて下さい。

過度の馴れ合いは避け、職人さんが作品を投下している時の雑談は控え目に。

ｼｮﾀに関するものならどんな投下も大歓迎！
職人さんはいつでも遠慮なく作品を発表しに来て下さい。
（ただし声うｐの連投はお控え下さい。）
SSは原則としてまとめに格納、
絵はうp時に宣言した場合はまとめ格納拒否できます。
皆さんの投下をお待ちしています！

【エロゲ製作中】
現在ｼｮﾀエロゲを精鋭製作中です。ご期待ください（゜∀゜）ノ

532 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2006/05/26(金) 23:24:52.55 ID:sPEqd/fH0

>>522

ランタンは一度興奮するということを聞いてくれない。
彼が興奮するのは決まって以下の三つである。
まずは私、つぎにおいしそうなもの、そして、遊んでくれそうな人である。
今日は３つ目がいけなかった。
犬と遊んでくれる代表格、少年たちがあふれんばかりにいたからだ。
結局ランタンは私の想像をはるかに上回る力を振り絞って私の手からロープを引き離し、駆けていってしまった。
「すみませーん。」
口で謝ろうともう遅い。
ランタンは少年たちの海の中へ、ザブンと音を立ててダイブしてしまったから。
これが品のいいお嬢様の集団だったら、モーゼの十戒よろしく人が避けるのだろうけれども、
退屈なサッカーの開会式の中に飛び込んだものだから、まるで鳴門の渦潮のようにランタンの周りに少年が渦を作った。
おかげで私はその黒髪の海へと分け入り分け入り、聞き分けのない大型犬を引っ張り出しにいかなければならなくなったのだ。
「これ、お兄ちゃんの犬？」
「そうだよ、大型犬のくせに、ほんとバカでさぁ。」
四方八方を少年たちに取り囲まれ、私の肺の中は彼らの、まるで太陽のようなにおいでいっぱいになった。
帰り道、私はサッカーボールを一つ買った。
行くぞ、ランタン。これでも昔私もサッカーをやってたんだから。

終わり

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