スネオの夏
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/22(日) 15:59:47.74 ID:pUdjCgkV0
- 蝉の泣き声が春の終わりを雄弁に語り、夏の終わりを告げる。
全身にまとわりつくような暑さに、体中から汗が吹き出す。
不思議と、不快感はない。
今年もまた、夏がやってきた。
あと何年生きるかは分からないけど、きっと、生涯忘れ得ぬ夏が。
- 836 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/01/23(月) 19:49:10.44 ID:DWYUL2c0O
- +.*エピローグ*.+
「はぁ、はぁ……ようやく、できた」
あれから10年、スネ夫は天才ロボット発明家として名を馳せ、その賞金で借金をすっかり完済していた。
そして今……研究室のスネ夫の目の前には
ジー…ピピピピピピ……
パーツのすっかり繋がったミクロスが、ちょこんと座っていた。
「マタアエタネ、オニイチャン」
つやつやした栗色の髪をツインテールにし、水色の、セーラー服の短いスカートの下に黒いニーソックスを履いたミクロスは、スネ夫に向かってにっこり微笑んだ
FIN
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