孤独のカレーパンマン
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/04(木) 12:47:09.37 ID:FPAHBLQy0
- ある日、食パンマンがドキンのお腹の中に自分の子が居ることを皆に告げた。
それは3人がバラバラになる事を予感させる出来事であった。
アンパンマン「マジかよ・・・」
食パンマン「ああ、悪い・・・」
アンパンマン「悪いじゃねーよ、俺たちこれからどうすんだよ」
食パンマン「悪い・・・」
アンパンマン「ドキンとは何でもねーってお前言ってたろ!俺たちを騙したのか!?」
食パンマン「騙した訳じゃない・・・ただ言い出せなかったんだ・・・」
アンパンマン「フザけんな!」
カレーパンマン「もういい! もうやめろ・・・」
- 26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/04(木) 13:05:53.37 ID:FPAHBLQy0
- バイキンマン「なあ・・・。」
カレーパンマン「ん?」
バイキンマン「俺・・・もう、UFO乗れないのかな・・・。こんな左手じゃ操縦できないや・・・。」
カレーパンマン「・・・。」
バイキンマン「もう俺、飛べねーよ・・・。UFO修理できねーよ・・・。お前と、お前と、もう闘えないよ・・・俺・・・。」
バイキンマンは声を震わせながら泣いた。カレーパンマンは何も言えなかった。
バイキンマンの左手にグルグルに巻かれた包帯がとても痛々しく見えた。
カレーパンマン「また飛べるよ、絶対に。」
カレーパンマンの精一杯の言葉だった。あふれ出る涙を必死にこらえてやっと出た言葉だった。
それからというものカレーパンマンは毎日バイキンマンの病室に訪れた。
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